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2025/09/05 お知らせ

使用済み太陽光パネルの急増とリサイクルの必要性

太陽光パネルは、再生可能エネルギーとして私たちの暮らしを支えてきました。

設置から20~30年ほどで発電効率が下がり、交換や廃棄が必要になることもありますが、これは「資源を循環させるチャンス」にもなります。

環境省によると、2030年代には毎年50万〜80万トンものパネルが役目を終えると見込まれています。

数字だけ見ると大きな課題ですが、その一方でリサイクルの技術や仕組みも着実に広がっています。

実際に、太陽光パネルにはガラス・アルミ・シリコン・銀などの貴重な資源が含まれており、リサイクルすることで再び社会で活躍することができます。

例えば、福島県ではパネルのカバーガラスを住宅用断熱材へと生まれ変わらせる取り組みが始まり、埼玉県入間市には専用のリサイクル工場も稼働しています。

こうした動きは、資源を守り、環境負荷を減らす大切な一歩です。

■みなさんにできること

  • パネルを処分するときは、設置業者や自治体の案内に従い、正しいルートでリサイクルしてください。
  • まだ使えるパネルはリユース(再利用)することで、さらに長く役立てることができます。

私たち一人ひとりが「捨てる」から「活かす」へと意識を変えることで、環境を守りながら未来の世代へ資源をつなぐことにつながります。

■参考ニュース

読売新聞オンライン: 福島でパネルのガラスを断熱材にリサイクル

ITmedia: 埼玉で新しいリサイクル施設が稼働開始

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関連キーワード:太陽光、蓄電池、節電、災害対策、エコ、カーポート、電気代